男の防寒テクニックを紹介。寒い冬は「肌着→中間着→上着」で徹底防寒を!



僕は寒いのがキライなので防寒には非常に気を付けています。


防寒を徹底している成果か、ここ10年ぐらいはインフルエンザはおろか風邪でダウンなんてしたことがありません。


そんな防寒民である僕の防寒テクニック(というのは大袈裟か)を紹介したいと思います。


1:最重要なのは「肌着」です。


寒さから身を守るにも最も重要なのは肌着、つまりはインナーです。


皮膚面に近い部分をしっかり防寒することが大正義です。


まずは下着ですね。これは全く普通です。普通のユニクロの綿製品。


あまり締め付けがキツイと血流を阻害することがあるので、ゆったり感すらある普通の下着を愛用しています。


ここから防寒に関連していきます。次はタンクトップです。


下着として着ているTシャツの上からタンクトップを着ます。


ドラゴンボールGTでいうところのビーデルさんみたいな感じですね。


このタンクトップ1枚があるかないかでは防寒度が全然違いますよ!



要するに胴体部分に「空気の層」を1枚プラスすることになるわけです。


Tシャツを2枚着てもいいのですが、肩回りの動かしやすさなんかを考えるとTシャツ+タンクトップというビーデルスタイルが最適だと思います。


手足は日常生活動作で割と動かす機会があるのですが、胴体の筋肉はあんまり大きくは動きませんからね。


筋肉の動きが少ないということは熱も生まれにくく、何もしないと冷えやすので積極的に防寒してやります。


次も肌着です。皮膚面が直接外気に触れないように隠してしまいましょう。


ここではユニクロのヒートテック商品がいいと思います。


長袖のインナーと、ロングタイツです。


これは肌にピタッとする感じのほうが体熱を逃がさない上に外気も入り込まないので良いと思います。

下着+肌着の基本形


あとは靴下を履きましょう。僕は2枚重ねて履いています。


まずは短い5本指ソックスです。


5本指タイプのほうが足の汗を吸ってくれる布の面積が大きいので汗で冷えることを防いでくれます。


その上に普通の長いソックスを履きます。


このときロングタイツとソックスが重なり合って空気の出入り口を塞いでしまうことが重要です。


これで足元の冷えがかなり違いますよ。

まずは短い5本指ソックスを履いて、

その上から長いソックスで外気を防ぐ!


ここまでの下着~肌着を基本として、もっと寒い日なんかはタイツを2枚履きしたり、腹巻や貼るカイロをオプションに加えるといいですよ。


カイロは背中の中央部分に貼るのがオススメです。


肌着の防寒さえしっかりできていれば、あとは簡単です。


2:「中間着」で更なる空気の層を作る。


インナーの上に着るのはフリースでもスウェットでもいいのですが、最強はセーターでしょうね。


何といっても「空気の層」が厚いので体熱で暖まった空気を逃さずに保持しやすいです。


同じ理由でズボンも裏起毛になっているものがいいでしょうね。


防寒機能のないズボンを履かなくてはいけないのであれば、やはり下にもう1枚、肌着をプラスしましょう。


繰り返しますが、重要なのは「空気の層」を確保することです。


3:仕上げは「上着」で外気をシャットアウト


最後にくるのが上着です。これは外気を通さない素材であることが求められます。


下着→肌着→中間着と、せっかく暖かい空気を閉じ込めるようにきたのに冷たい風にビュービュー吹かれてしまうと熱が奪われてしまいます。


上着(アウター)は外気をシャットアウトする壁です。


保温というよりも断熱と考えたほうがいいかも知れません。


しっかりと遮断できる素材を選ぶのがポイントですね。


必要以上に着る枚数を増やすのではなく、温かい空気の層を守ってやることが重要です。


服が多すぎると服が体を締め付ける圧力(被服圧)によって全身の血流が悪くなり、着込んでいるはずなのに体が冷える・暖まらないということもありますから注意が必要です。


まとめ


防寒にはインナーが超重要。中間着はセーターがおそらく最強。


アウターは外気を遮断できる素材を選ぶべし。


外見だけに気を取られず、見えないインナー類から「空気の層」をいかに作って守るかを徹底していいけば暖かい冬になるはずだと僕は思いますよ。


パタゴニア、ノースフェイス、モンベルなどの登山系メーカーの肌着類は少し値が張るものの保温性能と耐久性は抜群です。


僕は毎年、少しずつ防寒アイテムを買い増しています。


オススメですよ!


おまけ「防寒の金言」


「三首、冷やすな」という寒さ対策の金言があります。


「首と名のつく3つの部位は冷やさないほうがいいよ」みたいな感じですね。


つまりは首・手首・足首です。


「首」の部分は、その前後よりも細くなっています。


細いところに血管が通るので、血液が外気の影響を受けやすい…三首が冷えると全体も冷えやすいということですね。


仕上げとして、首にはマフラーやネックウォーマー、手首には手袋を装着しましょう。


足首は肌着とソックスでガッチリ守られているはずです。


これで防寒は大丈夫だと思います。


体が冷えて良いことってあんまりありませんからね。


寒い冬だからこそ、肌に近いところから入念に防寒していってくださいね。


暖かくしてお過ごしください。