向かって左が旧キリンレモン・右が新キリンレモン |
無色透明の炭酸飲料ってありますよね。
近年では甘くないフレーバースパークリングウォーターも市民権を得てきていますが、僕はやはり甘い系の炭酸飲料が好きです!
スプライトや三ツ矢サイダーも美味しいのですが、僕は「キリンレモン」が無力透明炭酸飲料部門では1位ですね~。
(余談ですが、コーラ部門では「コカ・コーラ赤缶」が1位。エナジー部門では「オロナミンC」が1位です!)
さてさて、そんなキリンレモンが発売90周年となる2018年にリニューアルしたということで新旧を飲み比べてみました。
結構ダイナミックなリニューアル!
新旧両方を飲み比べてみて思ったのは「全然ちがう!」ということです。
どっちも美味しい炭酸飲料には変わりないんですが、違う炭酸飲料のようにすら感じました。
かなりダイナミックにリニューアルしてきたなーと驚きましたね。
端的に表現すると「甘さが抑えられて、レモン感がアップした」です!
公式サイトの商品紹介に「レモン果実を搾ってそのまま炭酸水に加えたような、さわやかですっきりとした味わい」と書いてあるんですが、まさにコレ!
レモン感が高まりまくって「キリンレモン」という商品名にピッタリです。名は体を表す!ですね。
レモンピールエキスIN・はちみつOUT
このレモン感は新しく入った瀬戸内産のレモンピールエキスがもたらしているようです。
ただ「無果汁」と明記されているのでレモン汁ではなく、レモンの皮のエキス(?)みたいですね。
キリンは氷結なんかのチューハイも作っているので、果汁を搾った余りの皮を上手く使ったのかなぁと思って調べてみたら、氷結レモンは「シチリア産レモン」を使っているので今回の「瀬戸内産レモンピールエキス」とは別ルートな様子。
まぁ、子供の味覚の僕は瀬戸内産であってもシチリア産であっても同じ「レモン味」としか判別できないと思いますけどね。
レモン感が格段にアップした反面で、甘さは少し抑えられたように思います。
その原因はおそらく原材料から「はちみつ」が外れたこと。
旧キリンレモンは砂糖類に蜂蜜を加えて独自の甘味を表現していたのですが、リニューアルでなくなりました。
新キリンレモンでは「砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)」だけが表記されています。
これにより競合商品にはなかった甘味強めの「子供味」感はダウンしています。
少子化ですし、子供にも健康志向が広まって親が買い与えないのかも知れませんねぇ。
より大人に好まれるようなテイストに変更されたという印象を受けました。
どっちが善い悪いではなく(どっちも美味しいですし!)企業の戦略ですね。
リニューアルに際して、大勢の大人が一生懸命に頑張って新しいスタイルになったんだと思います!
既に一定のネームバリューや販路、商品価値があるモノに手を入れるってメッチャ大変でプレッシャーのかかることだと思います。
もうそれだけでも脱帽ですね。
さらば、旧キリンレモン!きみの優しい「はちみつ」感は忘れないよ!
500mlから450mlに変更されてます!
最後に大きな変更点といえば、容量が少し減って1本450mlになっています。
確かに炭酸500mlって1回で飲みきれない感じになっちゃうことありますよね。
少しだけ残しても炭酸が抜けちゃうし、かといって350ml缶だとフタができない…という辺りを汲み取った結果でしょうかね?
今後、500mlになるかも知れませんが、今は1本450mlみたいですよ。
ちなみに1500ml入りペットボトルでも販売されています。
まとめ
炭酸飲料や清涼飲料水や砂糖が必要以上に害悪みたいに言われる風潮は一体なんなんでしょうね?
食べ過ぎ・飲み過ぎは良くないでしょうけど、たまに楽しむ分には全く問題ないと思います!
リニューアルして新しいテイストに挑戦している「キリンレモン」、美味しいですよ。
ポテトチップス、ピザ、ハンバーガー、どれとも合いそうです。
汗をかいた午後や、お風呂上りにも良さそうですよ!
もしお店で見かけたら試してみてくださいねー。